大自然 in US

日本は体育の日で3連休・・・・アメリカはコロンバスデイで3連休。

というわけで、アメリカの大自然を堪能すべくセコイア国立公園へ行くことにした。

アメリカにはたくさん国立公園が存在する。ちょっと規模がちがう。

土曜日朝8時、家を出発。途中、朝食としてベーグル屋さんでベーグルサンドイッチと、

スターバックスのコーヒーをとる。

ひたすら車で走ること3時間。まずはホテルへ。少し早く着きすぎたので、明日に予定していた

1ヶ所を今日まわることにし、サブウェイで昼食をとって目的地へ。

距離のわりに目的地までの時間がかかると不思議に思いつつ・・・・・・

そのわけがわかった。　　道が山道を登っておくのでカーブだらけ。　アメリカといえど道幅も

広いとはいえない。2時間ちかくかかってようやく目的地・・・・・・・

そこには樹齢何千年の松の木が当たり一面に・・・・・・　　はんぱな太さではない。

人が20人手をつないでようやくひと回りできる。高さも相当なもの。松ぼっくりが異様に大きい。

大きいもので２０ｃｍはゆうにある。　

いたるところにキャンプ場がある・・・・・・しかし、レストランやカフェといった食べ物飲み物といった

店は1件もない。ましてや日本にあるような自販機はまったくない。

あるのはトイレとちょっとした博物館。博物館にも水すら売っていないのだ。

広大な国立公園の中を、ひたすら車を走らせる。食べ物や飲み物を自分で持参しない限り

そこでは何も食べられない。ちょっと戻って買い物をしてきましょうなんて距離ではない。

1日中走り回っても見きれないほどの広大さ・・・・・　　それがアメリカの国立公園。

こういう自然のなかでは、人間の存在なんてちっぽけなもの。

新しく芽生える木々もあれば、すでに朽ち果ててそこいらじゅうに倒れている木々もたくさんある。

その自然の中で動物たちも生きている。今回お目にかかったのはシマリスぐらいだった・・・・・

すごーく小さいが、敏捷性にとんでいる。うちの庭にいる大きいリスとは比べ物にならない。

金曜日は異様に寒かったらしく、山の上は雪が残っていた。

2日目・・・・・　　今度は同じ国立公園ではあるが、別の入り口から入る。

ホテルから目的地までざっと2時間・・・・・　　途中、砂漠のような山々がつづき・・・・・・

アメリカの大自然を目の当たりにする。　同じように巨大な松の木がそびえている。

この自然を、言葉で表すのはむずかしい・・・・・　　目で、耳で、手で・・・・・

自然・・・・・　何千年、何万年かけてつくられてきたもの。　壊すのは簡単だ。

観光地化し、人間をその中で生活させる・・・・それは自然破壊へとつながっていく。

アメリカの国立公園は、観光地化とは違うと思う。

人間は入れるけれど、そこは自然を感じるところ。きちんと境界がある。